水郷の稲作 三角定規



以前は乱植えといって適宜植えていましたが、昭和になって田植え綱で苗を真っ直ぐに植えるようになり、そしてすぐ定規植えとなりました。千葉県佐原市の十六島で用いられた定規はこの三角形のタイプのものが主流でした。植えては転がし、植えては転がすといったように使ったことから、コロバシとも呼ばれました。千葉県佐原市新島で使われていたものです。