水郷の稲作 水車(みずぐるま)



田と水面は15〜30cm違います。30cm高い田を水車で水を揚げるとき、一時間に約50立方メートルといわれ、夏の農作業の約七割近くが水汲み作業に費やされました。昭和初期に石油発動機が普及し、バーチカルポンプが使われるようになりましたが、昭和40年頃まで水車を使っていました。千葉県佐原市で使われていたものです。