平成11年度出土遺物展 「今、古代史がおもしろい −出土文字からさぐる房総の古代」 |
昭和58年度から59年度にわたり発掘調査した佐原市吉原三王遺跡からは、前例のない長文の墨書土器が出土し、一躍注目されるところとなりました。その後、印西市鳴神山遺跡においても長文墨書土器が出土し、文字から当時の様子をかいま見ることが可能となってきました。
そこで、この度の出土遺物展では、千葉県文化財センターの調査で出土した墨書土器を中心に、広く県内の文字資料を展示し、国内で最も充実しているといわれるこれらの資料から、既存の歴史資料からはうかがえない房総の新たな古代史像を検証します。
また、展示と同時に市原市埋蔵文化財調査センター所長栗田則久氏による講演会を実施します。
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