18 伊藤家住宅
所在地 | 市川市 |
竣工年 | S4 |
所有者 | 個人 |
設計者 | 不明 |
施工者 | 不明 |
構造 | 木2 |
外壁 | モルタル塗り |
屋根形状・葺材 | 寄棟造・瓦葺 |
建築規模 | 143.5m2 |
この建物は昭和4年に京成電鉄の社員倶楽部として建築され,竣工直後に現在の京葉ガス本社となるが,その後も幾多の変遷を経て20年から伊藤家住宅となり現在に至っている。
設計当初は1階が事務室と管理人の住居区,2階が応接室の単純明快なプランとして計画された。軒下に鋸歯紋の垂れ飾り,屋根面にはドーマーウインドウと唐破風状の妻を付けている。昭和前期の代表的建築の一つである。[中村]