68 広井家住宅


所在地 館山市
竣工年 S7
所有者 個人
設計者 須田栄雄
施工者 須田栄雄
構造 木1
外壁 モルタル塗り
屋根形状・葺材 切妻造,瓦葺
建築規模 118.3m2

この建物は,現当主の操氏の先代がこの地に土地を求めて建てた,いわゆる文化住宅である。洋風の応接間と,床の間付きの座敷を備えるというように,和洋双方の要素を併せ持ったところが特色と言えよう。壁面に並んだ上げ下げ窓,打ち上げ板張りの軒裏と鼻隠板の軒先からなる簡素な外観となっている。

館山市は関東大震災の被害が顕著であったため,耐震に意を払う一方で,日照や通風などにも留意して居住性を高める工夫をしている。[中村]


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