日光東往還(にっこうひがしおうかん)


街道絵図

大師典八十八箇所寺郷路方角大穀図(部分)
(関宿町昌福寺蔵)


  日光東往還は御成(おなり)街道や例幣使(れいへいし)街道とともに日光道中(街道)の脇街道の一つとして数えられました。水戸街道(国道6号線)向小金付近(千葉県柏市)から山崎(同野田市)・関宿・結城(茨城県)など10の宿を経て雀宮(栃木県宇都宮市)で日光道中と合流もので、20里34町(82.3キロメートル)の道のりでした。
  JR常磐線南柏駅西口からほど近い水戸街道と県道柏・流山線との交差点が日光東往還の起点であり、信号機に「旧日光街道入口」の名が付されています。それに続く県道松戸・野田線(流山街道)、県道結城・野田線(結城街道)が東往還のルートです。
  上の写真は関宿城下の日光東往還を沢山の人々が行き交う様子を描いたものです。

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