草摺(くさずり)
鎧の胴に付属し腰から上脚部を守る部分をいう。普通胴とその製作様式を同じくするが、足さばきを良くするため数多く分割され、その一片を一間といい数によって何間と数える。大鎧は脇楯(わいだて)を含めて四間、胴丸は八間を普通とするが七間から十三間まであり、腹巻は五間と七間、腹当は三間、当世具足は五間から九間まであるが普通は七間である。