手甲(てっこう)
籠手(こて)の部分の名称。手の甲を覆う金物をいう。古くは一枚板で、先が丸いので「鯰手甲」(なまずてこう)という。室町時代末頃から、親指を覆う二枚の鉄片とが鎖でつながれた。