平成13年度

平成13年度千葉県立博物館セミナー「千葉学講座」

【会場】
千葉県立美術館講堂
〒260-0024 千葉市中央区中央港1-10-1 / 電話 043-242-8311

 

【日時】
平成13年5月19日(土)、7月21日(土)、9月15日(土)、11月17日(土)、
平成14年1月19日(土)、3月16日(土)
各日13:00~15:45 (一日2講演各75分間)(12:30 受付開始)

 

【定員】
200名(当日先着順) 聴講は無料です

 

平成13年度の講演内容

平成13年5月19日(土)
13:00~14:15 演 題   関澤明清と房総の捕鯨
講演者 安齋信人(総南博物館上席研究員)
近代捕鯨の導入に大きな役割を果たした関澤明清の生涯と房総の捕鯨の歴史と文化を紹介する。
14:30~15:45 演 題   浮世絵に見る自然とくらし-房総地方を中心として-
講演者 村田憲一(上総博物館上席研究員)
第9回合同企画展で取りまとめた成果の発表及び本展覧会の見どころを美術品展とは異なる視点から紹介する。

 

平成13年7月21日(土)
13:00~14:15 演 題   戦国期の房総
講演者 島田 洋(関宿城博物館上席研究員)
古河公方、里見氏、後北条氏の動静を中心とする戦国期の房総の様相を語る。
14:30~15:45 演 題   黒船のメッカ「房総」
講演者 尾崎 晃(房総のむら上席研究員)
ペリーの浦賀来航以前の房総への外国船の渡来とその対応に追われる当時の房総の姿を主に外房海岸の資料を元に紹介する。

 

平成13年9月15日(土)
13:00~14:15 演 題   槍の身振り-房総における旧石器時代の石槍について-
講演者 矢本節朗(房総風土記の丘上席研究員)
企画展「槍の身振り」の趣旨説明を主に、後期旧石器時代後半期における小型石槍出現の歴史的意義について紹介する。
14:30~15:45 演 題   千葉県の農村歌舞伎-安房地方を中心に-
講演者 榎 美香(関宿城博物館研究員)
千葉県では昭和30年代頃まで農村歌舞伎が盛んに行われていた。特に盛んであった安房地方を中心にその内容、消滅過程などを紹介する。

 

平成13年11月17日(土)
13:00~14:15 演 題   クジラを知ろう
講演者 藍澤正広(中央博物館分館海の博物館研究員)
房総近海に生息するクジラのなかで、「クジラのたれ」としてなじみの深いツチクジラについて動物学の視点から紹介する。
14:30~15:45 演 題   生命科学(バイオテクノロジー)の歴史と現状
講演者 牛島 薫(中央博物館上席研究員)
先端技術として医療や産業に応用されている生命科学及びバイオテクノロジーの進展の歴史と現状について紹介する。

 

平成14年1月19日(土)
13:00~14:15 演 題   なぜ房総三国なのか
講演者 谷 旬(房総のむら事業課長)
ふさの国の成立と上総、下総、安房の生い立ちについて紹介する。
14:30~15:45 演 題   土の中の生き物
講演者 萩野康則(中央博物館上席研究員)
普段あまり人目につくことのない土の中の生き物(土壌動物)の姿を紹介し、その生活や生態系での役割について解説する。

 

平成14年3月16日(土)
13:00~14:15 演 題   天保水滸伝の世界
講演者 米谷 博(大利根博物館上席研究員)
浪曲講談で知られる「天保水滸伝」幕末の利根川下流事件を題材としたその虚実の世界と背景を紹介する。
14:30~15:45 演 題   佐倉市出身の金工家-津田信夫の生涯-
講演者 中松満始(中央博物館研究員)
佐倉市出身の金工家、津田信夫の生涯の活動を概観し、工芸家としての業績を県立美術館所蔵の作品を中心に紹介する。

 

事業主体

千葉県立美術館 / 千葉県立中央博物館・大利根分館・大多喜城分館・分館海の博物館 / 千葉県立現代産業科学館 / 千葉県立関宿城博物館 / 千葉県立房総のむら(指定管理者(財)千葉県教育振興財団)

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