平成26年度

「千葉学講座」は、県内の博物館の研究員等が実施している調査研究活動の成果を、広く還元していくことを目的として開設しています。
博物館職員と県民の方々が共に、この講座を通じて房総を再発見し、地域に立脚した新しいコミュニティづくりや地域の発展等に寄与したいと考えております。ふるってご参加ください。

 

平成26年度千葉県立博物館セミナー「千葉学講座」

【会場】
千葉県立現代産業科学館「サイエンスドーム」
〒272-0015 市川市鬼高1-1-3 / 電話 047-379-2005

 

【日時】
平成26年11月8日(土)13:00~16:15

※千葉学講座のチラシはこちら

 

平成26年度の講演内容

平成26年11月8日(土)
13:05~14:35 演 題 もののけ半島ちばリレートーク
   〜河童・浮世絵・人魚〜

講演者 内田龍哉(千葉県立中央博物館 歴史学研究科長)
    島立理子(千葉県立中央博物館 主任上席研究員)
平成27年夏に中央博物館で開催を予定している特別展「妖怪と出会う夏 in Chiba 2015」のプレ講座。中央博物館と県内の博物館・図書館・公民館が協働で実施している「千葉のもののけ大集合」で新たに掘り起こした房総にかかわるもののけ伝承の調査成果を中心に、房総にかかわる怪異・妖怪伝承、妖怪画を紹介する。
14:45~16:15 演 題 通運丸で結ばれた関宿・野田・流山
   〜海運へのターニングポイント〜

講演者 尾﨑晃(千葉県立関宿城博物館 主任上席研究員)
「通運丸」とは、明治10年(1877)から昭和9年(1933)にかけて約半世紀にわたって利根川・江戸川水系を通航した代表的な蒸気船の名称である。この通運丸の出現により利根川・江戸川の交通事情は飛躍的に向上した。本講座では通運丸で結ばれた関宿・野田・流山の様子を紹介するとともに、やがて鉄道や自動車の普及等によって国内の交通手段としての舟運は衰退し、海上輸送に活躍する船の役割について解説する。

 

事業主体

千葉県立美術館 / 千葉県立中央博物館・大利根分館・大多喜城分館・分館海の博物館 / 千葉県立現代産業科学館 / 千葉県立関宿城博物館 / 千葉県立房総のむら(指定管理者(財)千葉県教育振興財団)