令和元年度千葉学講座

「千葉学講座」は、県内の博物館の研究員等が実施している調査研究活動の成果を、広く還元していくことを目的として開設しています。博物館職員と県民の方々が共に、この講座を通じて房総を再発見し、地域に立脚した新しいコミュニティづくりや地域の発展等に寄与したいと考えております。ふるってご参加ください。

 

令和元年度 千葉県立博物館文化セミナー

【会場】
千葉県立中央博物館 講堂
〒260-8682 千葉県千葉市青葉町955-2
電話 043-265-3111

【日時】
令和2年1月18日(土)
13:00〜15:50(開場12:30)

【定員】
200名(当日先着順) 聴講は無料です

※今年度の千葉学講座のチラシはこちら おもて(834KB)(PDF文書) うら(672KB)(PDF文書)

プログラム

13:00~14:20 講演1 千葉県の「県の石」が語る大地のなりたち
千葉県立中央博物館 地学研究科長 高橋 直樹

 2016年に日本地質学会により全国各県の「県の石」が選定されました。「県の石」は岩石、鉱物、化石の3種類からなり、このうち千葉県では、「県の石」は、それぞれ「房州石(
ぼうしゅういし)(凝灰質砂岩・細礫岩)」(富津市・鋸南町)、「千葉石(ちばせき)」(南房総市)、「木下貝層(きおろしかいそう)の貝化石群」(印西市ほか)と決定されました。時代も地域もバラエティに富み、全体として、プレートの沈み込みに直面し、大地の隆起が激しい千葉県の大地の特徴をよく表していると言えます。これらを題材にしながら、房総半島の大地の成り立ちをみていきます。

14:30〜15:50 講演2 彫刻について
千葉県立美術館 普及課長 廣川 政和

 昨年度当館で開催したアートコレクション「具象彫刻展」、アートコレクション・プラス「具象彫刻の今」の企画・展示の様子を振り返りながら、演者の経験をもとに実際の彫刻制作の過程や作家とのエピソードなど、“彫刻”とは何か?を可能な限り分かりやすく伝えます。

事業主体

千葉県立美術館 / 千葉県立中央博物館・大利根分館・大多喜城分館・分館海の博物館 / 千葉県立現代産業科学館 /千葉県立関宿城博物館 / 千葉県立房総のむら(指定管理者 (財)千葉県教育振興財団)