No.177 2004/06/23(水)
サムライアリのどれい狩り
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三島小教室博物館の入口にある花だんでサムライアリのどれい狩りが始まった。 サムライアリはこの時期になると隊列を組んでクロヤマアリの巣に侵入し、繭や蛹を奪い自分の巣へ持ち帰る(これがどれい狩り)。 |
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16時50分 巣口からサムライアリがわらわらと現れ始め、3分後、列をなして一方向へ移動し始める。 |
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17時20分 サムライアリの巣から約24m離れたクロヤマアリの巣へ集団で侵入し、クロヤマアリの繭や蛹を略奪する(中央やや左がクロヤマアリの巣口)。 |
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18時00分 まだサムライアリの巣口周辺でうろついているものもいるが、ほぼ巣内へ繭や蛹を持ち帰った。 |
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略奪された繭や蛹から産まれてくるクロヤマアリは、サムライアリのどれいとなって何も知らずに一生働き続けるであろう。恐るべしサムライアリ・・・。
(J)
サムライアリ Polyergus samurai (アリ科) クロヤマアリ Formica japonica (アリ科) |
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