No.275 2005/05/23(月)
アカスジキンカメムシ
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ハチクのタケノコを採った帰り、スイカズラの葉の上で、脱皮したばかりのアカスジキンカメムシの成虫を見つけた。 カメムシはその匂いのために嫌われがちだが、キンカメムシのなかまは、どれもきれいな色をしているので特別な存在。他のほとんどのカメムシと違い、小楯板(しょうじゅんばん)が発達していて背部全体を覆っているため、一見甲虫(こうちゅう)のように見える。 小楯板は一枚の板なので、飛ぶときには小楯板と腹部とのすき間から透明な前翅と後翅を出す。飛んでいる姿は、前翅を開かないで飛ぶハナムグリに似ているという。 (小田島高之) |
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アカスジキンカメムシ Poecilocoris lewisi (キンカメムシ科) |
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