No.425 2006/11/19(日)
ギーギームシ
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市宿の十夜会(じゅうやえ)におじゃました際、珍しいものを見せていただいた。炭焼きの木を切っていて見つけたという、シロスジカミキリの幼虫だ。 焼かれているので、少し焦げ、コロコロしている。同じ君津市でも市宿よりかなり山奥の豊英出身の明石さんによれば、かつては、ギーギームシと呼んで食用にしていたという。 食べる昆虫といえば、信州のイナゴやハチノコが有名だが、カミキリムシの幼虫も山間部では食べられていた。薪割りをしていると木から幼虫が出てくることがあり、それを生で、あるいは焼いて食べたという話しを読んだことはあるが、実際に目にしたのは初めて。 こんがりと焼かれたギーギームシ。当日味わった人たちの話では、けっこうおいしかったとのことだ。 (島立理子) |
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シロスジカミキリ Batocera lineolata(カミキリムシ科) |
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