No.575 2008/07/31(木)
イラガの大行進
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昨日、博物館でイラガの幼虫が50匹以上集まって食べているクヌギの葉を見つけた。そこがどうなったか気になったので見に行った。 するとその葉は食べ尽くされ、イラガの幼虫は数匹ほどになっていた。どこに行ったのか、回りを見ても他に食べられたような葉は見当たらない。 よ〜く見ると食べ尽くされた葉にいたイラガの幼虫が、枝伝いに移動していることに気づいた。 その先を追っていくと1mほど上の別な枝先目指して集団で移動しているイラガの幼虫たちが目に入った。 このイラガの大行進に驚いた。しっかりした目があるわけでもないのに、どうして集団で移動できるのか?リーダー的幼虫がこの中にいるのだろうか?気になって仕方ない。 (大木淳一) |
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イラガ Monema flavescens(イラガ科) クヌギ Quercus acutissima(ブナ科) |
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