No.1135 2013/04/12(金)
ヒメクロオトシブミ
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ツツジ(オオムラサキ)の葉先が丸まってぶら下がっている(写真1)。ヒメクロオトシブミという甲虫の仕業だ。葉の中程を両側から直線的に噛み切って中央の葉脈だけ残し、葉を巻いて中に卵を産み付けてある。近くに成虫がいた(写真2)。体長5ミリの黒い小さな虫だ。いつみてもほれぼれする職人技だ。この大きさでこんな仕事をする精密機械を、人間はけっして作れないだろうと思う。 |
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![]() 写真1 |
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![]() 写真2 |
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オオムラサキ Rhododendron pulchrum(ツツジ科) ヒメクロオトシブミ Apoderus erythrogaster(オトシブミ科) | ![]() |
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