今年も昔ながらの方法で古い品種の米づくりを行うワークショップ、田んぼマイスターが始まった。第１回目の今回は苗代作りと種籾（たねもみ）の選別作業。水を張った田んぼに子どもたちは大喜びで、苗代作り＋泥遊びを楽しんでいた（写真１，２）。長靴で田んぼに入った参加者は、脚が抜けなくなり一苦労。田んぼの中に入る時は裸足が一番いい（ただしタニシなどの貝殻がわれていたりするので注意は必要）。
　種籾の選別では子どもたちが率先してお手伝いをした（写真３）。種籾を水につけて浮いてきたもの（中身のない種籾）を除くこの作業は大変効率がいい。種籾を選別すると聞いて、ひとつひとつチェックするのかと思っていた参加者は先人の知恵に感動していた。
　（後藤亮）