No.1732 2019/09/20(金)
人見神社からの眺望
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人見神社は、JR内房線君津駅の北側に広がる小高い台地の南西端にある(写真1)。神社の境内の崖端からは、西向きの景観が開け、「ちば眺望100景」のひとつになっている(写真2)。ここからは埋立地の工場群や小糸川を渡る内房線、そして富津岬を前景に、東京湾を挟んで三浦半島が見える。まさに千葉県の東京湾岸の典型的な景観である。 |
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![]() 写真1 人見神社の境内 |
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![]() 写真2 「ちば眺望100景」の解説板と景観 |
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![]() 写真3 人見神社内にある国土地理院の三角点の標石と眺望地点 |
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一方神社の南西端には、国土地理院の三角点(標高67.3m)が置かれ、そこから南方向が広く見渡せる(写真3)。手前にはゆったりと曲流する小糸川と沖積低地、中景は平坦な三舟山や小糸川沿いの河岸段丘、遠景には鹿野山のどっしりとした山並みと、それらを構成するいくつかのピークが認められる(写真4)。ここは君津地域の地形を見る絶好のポイントである。いつか光線の具合がいい時間により広域の展望写真を撮り、山座同定や地形景観の説明図を作りたいと思う。 |
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![]() 写真4 君津地域の地形景観 |
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