2021/08/12(木)
サビハネカクシ
高宕山系にて。クヌギの樹液にサビハネカクシが来ていた(写真1)。

- 写真1
ハネカクシ類については、教室博日記No.1950に説明があるが、この種は体長が15ミリ前後もあるハネカクシ科としてはかなり大型である。樹液や腐ったキノコでよく見掛けるので珍しい種ではない。近づくとすぐに飛んで逃げてしまうのだが、この日は運良く撮影することができた。頭、前胸、上翅に複雑な模様があり、地味なものが多いハネカクシ類の中で、この種はなかなかゴージャスな装いだ。
- クヌギ Quercus acutissima(ブナ科)
- サビハネカクシ Ontholestes gracilis(ハネカクシ科)
(斉藤明子)