2021/12/10(金)
大きなアカニシ
館山市内にて。この場所では、数千年前の内湾でたまった泥層が観察できる。泥層中に大きな巻貝の化石を見つけた(写真1)。殻は厚く丈夫で、殻高は17センチ程度だ。この巻貝はアカニシと呼ばれ、現在の東京湾でも生きている。ニシは巻貝の意味で、殻内部が赤いためこの名前が付いたらしい。わかりやすくて良い名前だ。

- 写真1 泥層中に見られるアカニシの化石
- アカニシ Rapana venosa(アッキガイ科)
(千葉友樹)
館山市内にて。この場所では、数千年前の内湾でたまった泥層が観察できる。泥層中に大きな巻貝の化石を見つけた(写真1)。殻は厚く丈夫で、殻高は17センチ程度だ。この巻貝はアカニシと呼ばれ、現在の東京湾でも生きている。ニシは巻貝の意味で、殻内部が赤いためこの名前が付いたらしい。わかりやすくて良い名前だ。
(千葉友樹)