2024/11/30(土)
カラスウリとスズメウリ
11月29日(金)印西市の郊外を散策。カラスウリとスズメウリの実が並んでいた(写真1)。鳥には歯がないので普通は実を丸呑みするがカラスウリとスズメウリは普通の野鳥たちが飲み込むには大きすぎる。仕方なく、つついて中身を取り出して食べているようだ。
- 写真1 赤い色で鳥を誘うカラスウリだが、鳥たちの人気は今ひとつ。晩秋になれば他に食べるものも無くなったためか食べられている。めだたない白色のスズメウリはカラスウリに比べても人気がない。味はこちらのほうが良いのだが。
- 写真2 まだあおいカラスウリの実も残っていた。長さは6cmほど。カラスウリ属はヘチマ属とともにウリ科アレチウリ連というグループに含まれている。
- 写真3 スズメウリの実。直径1.5cmはほど。スズメウリ属はスイカやメロンなどの美味しい仲間とともにウリ科トウガン連に含められている。スズメウリもほんのりとだがメロンの味がする。
- カラスウリTrichosanthes cucumeroides(ウリ科)
- スズメウリZehneria japonica(ウリ科)
(斎木健一)