フィールドノート No.2444

 2026/5/15(金)

 土場の甲虫たち

先月行った三舟山に、木の枝や伐採木が積まれた土場があった。この時期の伐採木には様々な昆虫が集まる。

ミドリカミキリ

細長い体に緑色の光沢が印象的で、私も好きなカミキリムシの1つだ。5~6月にクリ、シイ類、ミズキの花上や、広葉樹の枯れ枝の周辺で見かけることが多い。

千葉県内では広く見られるが、他の県では減っているという話も聞く。

    写真 ミドリカミキリ

ツマグロハナカミキリ

体は全体的に茶色だが、上翅の先端が黒っぽくなる。

ミズキ等の花で見かけることが多いが、土場にも飛来するようだ。

    写真 ツマグロハナカミキリ

クロハナムグリ

「ハナムグリ」の名のとおり、花にもぐって花粉や花の蜜を食べる。

ミズキやガマズミの花で見かけることが多いので、材の周りで見つかったのは意外だと思っていたら、幼虫は朽木を餌とするようだ。ハナムグリ類の幼虫は、腐葉土を餌とするイメージがあったので、少し驚いた。

    写真 クロハナムグリ
  • ミドリカミキリ Chloridolum(Leontium) viride (カミキリムシ科)
  • ツマグロハナカミキリ Leptura(Leptura) annularis modicenotata (カミキリムシ科)
  • クロハナムグリ Glycyphana (Glycyphana) fulvistemma (コガネムシ科)

(伴 光哲)