【ねらい】
洪水に備えた施設をとおして、昔の人たちが自然と向き合いながら必至に生活してきたことを子どもたちに知ってもらいたいと考えています。
【構 成】
キットは、かつて利根川流域で洪水時の避難施設として利用され、今も各所に残る水塚の模型と解説書で構成されています。模型は、実物の1/30の大きさで、土盛りの上に建てられた家屋や軒先に吊るされた舟からは、洪水時に備えた建物であることが直感的に理解できます。家屋の内部も見られる様になっていて、避難時の生活の様子がうかがえます。
【活用例】
水害地域の歴史や人々の暮らしを理解する教材として、小学校社会科5年「日本の国土と人々のくらし」・6年「地域の歴史をさぐろう」で利用できます。また、総合的な学習の時間や環境学習、防災学習等で、昔の人の知恵や生活の工夫を知る教材としても活用することができます。ご要望があれば、職員がキットを持参して、出前授業を実施します。
【対 象】
小・中学校社会科、総合的な学習の時間
【詳 細】
千葉県立関宿城博物館 ウェブサイト
【貸 出】
千葉県立関宿城博物館
〒270-0201 野田市関宿三軒家143-4
TEL:04-7196-1400 FAX:04-7196-3737