【ねらい】
実際に電気を発生させ、環境にやさしいエネルギーについて子どもたちの理解を深めたいと考えています。
【構 成】
力や振動で発電し、それをLEDの発光により確かめることのできる装置です。発電部には、16個の「圧電素子」が内蔵されています。圧電素子は、ガスコンロや電子ライターの点火装置として使用されるなど、すでに身近なところで活躍しています。この装置は、発電部を踏みつけることによって、圧電素子に力が加わり、伸びたり縮んだりするときに発電するしくみを利用しています。最近では、駅の改札口の床やサッカースタジアムの応援スタンドに、この装置を設置して発電する実験が行われるなど利用が進んでいます。
【活用例】
小学校6年理科「電気の利用」や中学校技術・家庭「エネルギーの変換と利用」、中学校3年理科「発電のしくみ」、「自然環境の保全と科学技術の利用」の学習の導入に利用したり、環境にやさしい発電方法の一つとして体験しながら理解を深めることができます。また、総合的な学習の時間や科学クラブ、子ども会のイベントなどでも活用することが可能です。
【対 象】
小学校理科、中学校理科、小・中学校総合的な学習の時間
【詳 細】
千葉県立現代産業科学館 「授業に役立つ博物館」プロジェクト
【貸 出】
千葉県立現代産業科学館
〒272-0015 市川市鬼高1-1-3
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