明治45年、堀江が《室内草花図》を描いた時、共進会では併せて県下男女中等学校連合の生徒作品展覧会を開催しました。これは県の教育課が課題を出して全県下の中等学校が一斉に同じ題で同じ時間に写生をしてコンクールをおこなったものです。 このコンクールで堀江が旧制中学校で指導した生徒達の作品集が男子中等学校部門で第1位となり、皇太子(後の大正天皇)の閲覧に拝しました。生徒達の喜びは大変なものだったといいます。
生徒画帳
関連作品一覧