皆さんこんにちは。
県美メルマガ担当です。
今回は4月に着任された渡辺副館長と倉内普及課長のご紹介です。
【渡辺副館長】
副館長の渡辺です。
みなさま、御無沙汰しております。耐震改修等工事の前まで普及課で
お世話になっていた渡辺修一と申します。
当時は、地域や学校との連携事業や、美術館・博物館同士の連携事業、
東日本大震災被災地へのアートを用いた心の支援などに力を注いでおり
ました。
昨年度までは、県教育委員会で文化財の保護・活用、世界遺産や
日本遺産などを担当しておりましたが、この4月から副館長として戻ってきました。
元々歴史が専門ということもありますが、近世・近代の建造物や町並みの美しさ、それらがどのように
人々の間で鑑賞、観光の対象となっていったかということに強い関心があります。
また、近世・近代の木版・銅版等による絵図やガイドブック、絵葉書など、企画展ができるぐらいの
コレクションを持っており、一部は当館でも他館でも何度か展示されたことがあります。
今後も何かで生かせればいいなと思います。
県立美術館は、この数年で学芸員も結構入れ替わりましたが、さまざまな面で良い方向に変わりつつ
あるように思います。特別展や企画展と銘打ったもの以外でも、それらに準ずるようなテーマ、企画で
みなさまをお迎えし、イベントにも工夫を凝らしたいと考えております。変わりつつある県美を暖かく
見守っていただければ幸いです。
【倉内普及課長】
このたび普及課にまいりました倉内と申します。
今までは房総のむらや文化財課などで、主に文化財にかかわる仕事をしており、美術館に勤務するのは
今回が初めてになります。
千葉県立美術館の理念のうち、「みる」と「かたる」についてはあちこちの美術館・美術展を個人的に訪
ねるなどしていますが、「つくる」については遠い子供時代の挫折以来、もっぱら応援団をもって任じて
います。
今回は普及課という立場で、美術館の内側にかかわる機会を得、もっと大勢の方に美術館に親しんで
いただけるよう努めてまいりますのでどうぞよろしくお願いたします。