美術館からのお知らせ

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展覧会のお知らせ(開催中)

講演会


ギャラリートーク
企画展ギャラリー・トーク(予定)
No. 開催日 時間 解説学芸員
10 12/18

13:30~

石 倉

11 12/25

13:30~

田村(館長):スペシャルギャラリーと~く

12 1/8

13:30~

田村(館長):スペシャルギャラリーと~く

13 1/15

13:30~

田村(館長):スペシャルギャラリーと~く

*事前予約不要、参加は無料です。(入場料は必要です)
各回とも13:30までに第1展示室入口チケットカウンター前にお集まりください。


館長スペシャルギャラリーとーく

「金工作品の魅力って! メタルアートを堪能!」
 現在、本館で開催している企画展「津田信夫―メタルアートの巨人―」はご覧になりましたか?
メタルアートには様々な技法がありますが、津田が取り組んだのは溶解した金属を型に流し込んで、冷えてから取り出していく『鋳金(ちゅうきん)』と呼ばれるものです。
説明ではちょっと分かりにくいところもありますが、今回のと~くではそのあたりもじっくりわかりやすいように『スペシャル資料』を準備しながら、私なりの切り口で津田ワールドの魅力をご紹介いたします。
第1回目はクリスマスの25日となります。
アートな気分を味わうクリスマスなんてステキじゃないですか・・・・・
皆様のご来館をお待ちしております。  館長より

アート・コレクションのおしらせ(予告)


もっと知りたい学芸員のお仕事あれやこれや

皆さん、こんにちは。
県美メールマガジン担当の石倉です。

11月12日、企画展「メタルアートの巨人 津田信夫」関連ワークショップ
『金属加工に挑戦~鋳金』を開催しました。

 このワークショップは、溶解温度の比較的低い金属を使って鋳金(ちゅうきん)の原理を体験するもので、
今回は短時間でも製作可能なフラットメタルアクセサリーに挑戦しました。
 始めに作りたいデザインを紙に描きます。描いたデザインを元に厚さ2mmのコルクボードに写し取ります。
転写されたデザインの輪郭に沿ってコルクボードを切り抜きます。
コルクボードに湯口用の切り込みを作ります。
 次にベニヤ板または素焼きの粘土板で切り抜かれたコルクボードを挟み、目玉クリップで三方を留めて簡易の鋳型を作ります。粘土板にあらかじめ文様を彫り込んでおくと、完成したメタルの表面に凸は凹に、凹は凸に文様が映されます。
 湯口から溶解した金属を流し込みます。 これを鋳込みと言います。(下段左:動画参照)鋳込みは、鋳金製作のもっとも集中力を要する作業です。金属の溶解状況や、湯口から流し込むスピードを、挟まれたコルクボードのデザイン毎に微妙なタイミングを計りながら進めます。湯口の位置や、鋳込みのタイミングが適切でないと、コルクボードの内側にうまく金属が流れません。
 鋳込みが終わったら30分程冷えるのを待ち、いよいよ型をはずします。
型をはずした瞬間、『わー、綺麗に入ってる。』、『あれー、ダメだ!』悲喜こもごもの歓声があがります。
今回のワークショップでは、一度で鋳上がった方も、数度の挑戦で鋳上がった方もハラハラ、ドキドキのワクワク体験でした。
 鋳上がり直後のメタルアクセサリーは、湯口に溜まった余分な金属や、バリを切り取りグラインダーや金ヤスリ、砥石、サンドペーパー、ピカールなどを使って根気よく時間をかけて磨き上げます。
 参加された皆さんは、どなたも初めて挑戦したとは思えない程素適な作品を完成させました。(下段右:メタルアクセサリー完成作品)
作品の発表会では、「身近な物を使ってこんな素敵なアクセサリーが作れるなんて思わなかったので楽しかった。」、「またやりたい。」という感想が多く聞かれました。

このコーナーには動画が含まれています。
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2.お使いのブラウザで動画がご覧に馴れない方は、県美メールマガジンのバックナンバーにアクセスして、12月の124号をクリックしてご覧ください。
http://www.chiba-muse.or.jp/ART/mail/index.html
(下段左:鋳込み【動画】  下段右:フラットメタルアクセサリ完成作品)

県美デジタルミュージアム

県美デジタルミュージアムの作品を紹介します。

パリの浅井忠
県立美術館ホームページの千葉県立美術館デジタルミュージアムからパーソナルコンピュータやスマートフォンで ご覧いただけます。
堀江正章の軌跡

友の会からのお知らせ

県立美術館友の会では平成28年度の会員を募集しています。
友の会会員になると、『実技講座(洋画・日本画・水彩画・写真)』の受講や『葉美会展』への
作品出展のほか、『芸術文化講演会』など多彩な行事に参加できます。
現在会員の方も、新しく入会を希望される方も友の会事務局またはミュージアムショップまで
お問い合わせください。
〒260-0024千葉市中央区中央港1丁目10番1号
千葉県立美術館内 友の会事務局
Tel:043-242-8311(内線34) Fax:043-241-7880


実技講座のご案内
受講を希望される方は、往復はがきに受講希望講座名・会員番号・住所・氏名・電話番号
(携帯可)を明記の上、友の会事務局までお申込みください。
(*はがき1枚につき、1講座のみご応募ください。また、会員以外の方も申込可能ですが、
応募が定員を超えた場合は会員の方を優先します。)


洋画講座6
会   場 県民アトリエ棟 第1アトリエ
日   程 1月11日(水)~13日(金)・15日(日)・17日(火)・18日(水) 6日間
時   間 13:00~16:00(片付けも含む)
申込締切  12月21日(水)必着
定   員 30名
講   師 竹久秀樹氏(千葉県美術会常任理事)
費   用 8,000円


日本画講座
会   場 県民アトリエ棟 第2アトリエ
日   程 1月21日(土)・24日(火)~28日(土) 6日間
時   間 13:00~16:00(片付けも含む)
申込締切  1月7日(土)必着
定   員 30名
講   師 中村寛治氏(千葉県美術会常任理事)
費   用 10,000円


詳細は、県立美術館ホームページ(http://www.chiba-muse.or.jp/ART/members/index.html)をご覧いただくか、県立美術館友の会事務局〔043 (242) 8311 内線34〕までお問い合わせください。

〒260-0024千葉市中央区中央港1丁目10番1号
Tel:043-242-8311 Fax:043-241-7880