後藤工志 作

1913(大正2)年作
紙・水彩
41.4×32.0(cm)

 後藤は、36歳の若さで亡くなっている。この作品は、20歳の時に描いたものだが、「物の核心」に迫る描写である。色調は、重厚であるが、構図は、画面の隅々まで神経が行き届いた作品となっている。

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