(1880-1946)

 京都市に生まれる。伊藤快彦の鐘美会で学んだ後、聖護院洋画研究所、関西美術院で浅井忠に師事する。家業を継ぐため画壇を遠ざかるが、関西美術会展には出品を続けた。浅井の京都での最古参の弟子であり、浅井の水彩画の画風を受け継いだ一人である。

「秋の山(大和初瀬村)」
1908(明治41)年作
紙・水彩
47.5×31.1(cm)

「日本水彩画史の作家と作品」トップへ