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中西利雄 作 |
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1930(昭和5)年作 |
この作品は、滞仏して3年目に描かれたもので、この頃は充実した日々を過ごしていたと言われる。恐らくニースか、その近郊の町を描いたものであろう。友人の猪熊弦一郎は、この作品の空について「あの濁りを知らない、澄みきった広い空間を感じる純粋な色は、中西君の心そのものの様です」と述べている。 |
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