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五姓田義松 作 |
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1907(明治40)年作 |
この作品は、娘義太夫の舞台を描いたものである。房の下がった見台や太棹の三味線は、義太夫語りには欠かせないもので、頭上の御簾は、当時寄席などでは幕代わりに使われていました。娘義太夫は、明治中頃より大流行し、幕に「若連中」と書かれていることから、イタリアの外交官の求めに応じて、プロマイド代わりに描いた可能性がある。 |
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