中西利雄 作

1930(昭和5)年作
紙・水彩
54.5×69.5(cm)

 中西が滞在していた頃、パリから汽車で一時間ばかりで到着するセーヌ下流の小さな町トリエール・シュール・セーヌで描かれた。この作品について、中西自身は、「どこかデュフィの影響も感じられる」と述べている。滞仏中にサロン・ドートンヌに出品され、帰国後日本水彩画会展に特別陳列された。

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