秋の展示 | 千葉県立中央博物館 |
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砂粒は大きな岩から生まれます.川や海の中でコロコロと動きながら,小さく丸くなり砂粒になります.1つ1つは小さいですが,たくさん集まれば砂浜や砂漠のような大きな地形をつくります.長い間たまり続ければ,地層にもなります.小さな砂粒ですが,地球の大きな物語を語ってくれます. 展示では,砂のでき方,砂粒のいろいろ,砂がつくる模様,液状化,鳴り砂などを紹介します.砂がつくる風景にも,サラサラと流れる様子にも,キュッキュッと鳴る砂音にも,なぜか心が癒されます.お気に入りの癒し空間を見つけてください. 展示期間中,砂や泥を実際にさわるさまざまなイベントを企画しています.童心に帰って遊んでみましょう.また,旭市の「あさひ砂の彫刻美術展実行委員会」の方により,砂でできた実物大のティラノサウルス頭部の彫刻が,博物館前に現れます. |
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○ 砂って何? 砂粒になるまで | ![]() |
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砂漠や砂浜・・・砂は地球の表面を広くおおっています.砂は硬い岩が日射や風雨を受けて壊され,川で流され,または風に運ばれ,さらには海の波で洗われて,しだいに小さな粒となっていったものです. |
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○ 砂のいろいろ | ![]() |
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砂はその場所によって,粒の色や形,大きさ,粒のそろいぐあいまで違います.これは砂がそこにたまるまでの,さまざまな“旅”の結果の姿です.旅の途中で消えていったものもあるし,新たに加わったものもあるでしょう.川や海,砂漠など砂の違いをみてみましょう.(写真:左から,西オーストラリアの砂漠の砂,ハワイのグリーンサンドビーチ,銚子市君ケ浜[撮影は全て須藤定久氏]) |
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○ 砂の模様 | ![]() |
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砂粒は風や水の流れを受けて動きます.この動いた砂がたまるとき,規則正しい模様ができます.風紋や砂漣と呼ばれるものがそうです.この模様は,何万年でも何億年でも,その砂が削られなければ,砂の表面や砂の中に残っています.(写真:左から,小櫃川河口,鳥取砂丘,銚子の白亜紀の地層) |
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○ 千葉は砂だらけ | ![]() |
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千葉は「石なし県」と呼ばれるくらい硬い岩が少なく,大地のほとんどが柔らかい砂からできています. |
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○ 砂の科学―知られざる砂のふしぎ | |||
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砂は鳴ったり,液状化をおこしたり,正確に時を刻んだりします.また,砂粒の間には,水,石油,ガスなど,人間生活に欠かせないものが存在しています.砂粒と砂粒同士のあまり知られていない性質をみてみましょう.(写真:浦安の噴砂) |
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○ 砂のある風景 | ![]() |
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砂は,空や川,海の風景とよく調和します.それは砂がそれらによってつくられた,子供のようなものだからです.砂は時には自然の脅威も感じさせますが,長い地球の営みも語ってくれます.そんな砂のある風景をみてみましょう.(写真:左から,ドバイ砂漠[撮影:澤田結基氏],新島の海岸) |
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○ サンドアート | ![]() |
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砂を固めて彫刻したティラノサウルスの頭部や,動く砂を利用したオブジェなどのサンドアート作品を展示します.(写真:左から,石川県羽咋市砂像協会会長原田敏雄氏によるティラノサウルス,砂の万華鏡) |
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○講演会「砂の不思議ー鳴り砂と液状化」 内 容:鳴り砂と液状化のメカニズムついて科学的に説明します. 開催日時:平成23年10月9日(日) 13:00〜15:00 会 場:中央博物館講堂(当日先着200名) |
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○砂の彫刻作り見学「ティラノサウルス登場」 内 容:砂を固めて彫刻するサンドアートを実演します. 開催日時:平成23年10月10日(月祝) 10:00〜16:00 会 場:1階入口前 |
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○体験イベント ・砂で遊ぼう―砂絵「ナウマン博士」 10月2日(日)・11月3日(木祝) 10:00〜16:00 2階ホール ・砂で遊ぼう―ジオパッド 10月2日(日)・11月3日(木祝) 10:00〜14:00 2階ホール(当日先着20名) ・砂からミニ宝石を探そう 10月16日(日)・11月20日(日) 10:00〜15:30 1階ホール(当日受付) ・星砂を探そう 10月23日(日)・11月23日(水祝) 10:00〜15:30 2階ホール(当日受付) ・光る泥だんごをつくろう 10月30日(日)・11月13日(日) 13:00〜16:00 研修室(要事前申込20名) ・土器をつくろう 11月6日(日) 10:00〜14:00 研修室(要事前申込20名) ・砂で遊ぼう―砂でできる地形 11月27日(日) 10:00〜14:00 2階ホール(当日先着20名) |
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○ミュージアム・トーク 内 容:研究員が展示の解説をいたします 開催日時:平成23年10月1日(土)・8日(土)・10日(月祝)・15日(土)・22日(土)・29日(土) 平成23年11月5日(土)・26日(土) 1日2回開催(第1回:11:00〜11:30,第2回:14:30〜15:00) 会 場:中央博物館企画展示室 |
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※入館料は,大人300円・高大学生150円となります. 入館料に関する詳細はこちら |
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この展示開催期間中は,毎週月曜日に休館します.ただし,本館は10/10(月)は開館し,10/11(火)は休館します. | ![]() |
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○ | 電車・バスをご利用の場合 | ||||
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◆ | 千葉駅(JR線・京成線)から | ||||
・ | 東口7番乗り場 京成バス「大学病院」「大学病院・南矢作」.バス停「中央博物館」下車,徒歩約7分. | |||||
・ | 東口6番乗り場 ちばシティバス「川戸」行き約15分.バス停「中央博物館」下車,徒歩約7分. | |||||
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・ | 東口2番乗り場 千葉中央バス「中央博物館」行き約20分.バス停「博物館・文化ホール」(終点)下車,徒歩約1分. | ||||
◆ | 蘇我駅(JR京葉線・内房線・外房線)から | |||||
・ | 東口2番乗り場 小湊鐵道バス・千葉中央バス「大学病院」行き約15分.バス停「中央博物館」下車,徒歩約7分. | |||||
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◆ | 千葉寺駅(京成千原線)から | ||||
・ | 徒歩約20分. | |||||
・ | 小湊鐵道バス・千葉中央バス「大学病院」行き約5分.バス停「中央博物館」下車,徒歩約7分. | |||||
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○ | 車をご利用の場合 | ||||
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◆ | 京葉道路「松ヶ丘」出口から約5分. |
問い合わせ先:千葉県立中央博物館 地学研究科 〒260-8682 千葉市中央区青葉町 955-2 電話:043-265-3111(代表),FAX:043-266-2481 |
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