展示紹介 | 千葉県立中央博物館 |
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会 期:2003年2月8日(土) 〜 5月8日(木) |
会 場:本館2階 第1ホール(入場無料) |
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昨年,南アフリカ共和国のナマカランド地域で新しい目(もく)の昆虫「マントファスマ」が発見されました.新しい目の昆虫が発見は,1914年のガロアムシ目の発見以来88年ぶりのことで,昆虫界の大ニュースとして各種メディアに広く取り上げられました. 今年になって,マントファスマ国際研究チームの一員である東城幸治氏のご協力により,中央博にマントファスマの標本が収蔵され,このたび公開することとなりました. 本邦初公開となるマントファスマの雌雄の標本をはじめマントファスマの生息する地域の写真,昆虫綱のすべての目の標本,マントファスマ発見の経緯についてのわかりやすいイラスト等を併せて展示します. 是非お誘い合わせの上,お越し下さい. |
![]() マントファスマのメス |
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※マントファスマについて マントファスマ(Mantophasmatodea)は,顔はカマキリ(Mantodea)に体はナナフシ(Phasmida)に似ていることから,カマキリとナナフシのラテン語名をつなげたマントファスマと呼ばれている. また,昆虫はふつう足先のツメを地面につけて歩くが,マントファスマはつま先を上げてカカトでユーモラスに歩くことからカカトアルキという和名がつけられた. |
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○ マントファスマ標本 マントファスマの乾燥標本を雌雄一体ずつ展示しています. ○ マントファスマ紹介記事 マントファスマをより理解して頂くため,マントファスマの紹介された内外の雑誌記事を展示しています. ○ 写真やイラストによる紹介 交尾中や産卵中のマントファスマの写真に加え,現地での観察状況や研究のようすを示す写真を展示しています.また,マントファスマの発見の経緯をわかりやすく漫画化したオリジナル イラスト パネル「マントファスマ発見物語」の展示もあります. ○ 昆虫綱のすべての目の紹介 昆虫綱(こう)に属する31目(もく)すべての昆虫を標本や写真・図などで紹介しています(右写真).美しい昆虫やめずらしい昆虫を数多く展示しています. |
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問い合わせ先:千葉県立中央博物館 環境科学研究科 |
〒260-8682 千葉市中央区青葉町 955-2 |
電話:043-265-3111(館代表) |
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