企画展案内 | 千葉県立中央博物館 |
鉄づくり今昔(いまむかし) |
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会期:平成16年1月20日(火)〜2月19日(木) 会場:本館企画展示室 (入場無料) |
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弥生時代から古墳時代初頭における中国大陸からの鉄製品と生産技術の導入は、農工具や武器の性能を進化させ、生産性の向上・国家統一の進展等、日本の社会に大きな変革をもたらしました。 そして、中世から近世には、日本刀に代表される大量生産技術と流通システムがさらに発展し、「たたら製鉄」と呼ばれる、山陰地方などを中心とした生産地の集中がみられます。 その後、近代には産業革命によって発展した欧米の製鉄技術を導入し、鋼鉄の大量生産時代を迎え、現代では電気やコンピュータの導入により質の高い鋼鉄をつくり出す新しい技術が開発されています。火炎による化学反応を扱う術は、人類が知恵と経験によって獲得してきたものです。 今回の企画展は、所蔵資料を中心に、鉄づくりの歴史について紹介します。 |
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![]() 平成3年風土記の丘で復元実験した古代製錬炉 |
T.古代の鉄生産 1.古代の製鉄遺跡 2.古代製錬炉の復元実験 3.古代鍛冶炉の復元実験 U.中近世のたたら製鉄と刀鍛冶 1.たたら製鉄 2.刀剣製作 V.近現代の製鉄 1.近現代の鉄生産の夜明け 2.鉄の主な原料と中間製品 3.鉄鋼の大量生産と有効利用 4.身のまわりにある鉄鋼製品 W.鉄の原料の起源 1.古代の鉄の原料 2.中近世の鉄の原料 3.近現代の鉄の原料 |
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![]() 弥生時代の鉄斧(複製品) |
![]() オーストラリア原産の鉄鉱石 (JFEスティール且送ソ提供、 現代産業科学館所蔵) |
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○ 電車・バスを御利用の場合 ・千葉駅(JR・京成)東口7番乗り場から京成バス「大学病院」「大学病院・南矢作」行き約13分.「中央博物館」バス停下車,徒歩約5分. ・蘇我駅(JR京葉線・内房線・外房線)東口2番乗り場からバス「大学病院」行き約10分.「中央博物館」バス停下車,徒歩約5分. ・京成千原線千葉寺駅下車,徒歩約15分(蘇我駅からのバスは千葉寺駅を経由します) ○ 車を利用の場合 ・京葉道路「松ヶ丘」出口から車で約5分. |
問い合わせ先:千葉県立中央博物館 植物学研究科 〒260-8682 千葉市中央区青葉町 955-2 電話:043-265-3111(館代表),FAX:043-266-2481 |
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