生態園トピックス展 千葉県立中央博物館

生態園トピックス展「これが花?」
アカメガシワ Mallotus japonicus の雌花(2001年6月25日)
会 期:2002年3月5日(火)〜4月21日(日)
9:00〜16:30(入場は16:00まで)
会 場:生態園オリエンテーションハウス
 展示内容
 皆さんはマツやイネの花をご覧になったことがありますか? これらの植物は春から夏にかけて膨大な量の花を咲かせますが,我々が見慣れたきれいな花とかけ離れた姿をしているため,植物に知識のある人でなければ,気づかずに通り過ぎてしまうでしょう.
 このトピックス展では,こうした「ちょっと変わった花」を紹介します.超接写写真でみるその花は,私たちの想像を超えた,たいへん奇妙な姿を見せてくれます.また,花の形を考えることで,春先に世間をにぎわす花粉症の背景や,さらには植物の長い進化のストーリーも見えてくるのです.
 展示構成と主な展示物
(1)針葉樹の花(クロマツ,スギ,ハイネズなど)
  トピックス:花粉症について

(2)常緑広葉樹の花(スダジイなど)
  トピックス:おどろくべき虫媒花の仕組み

(3)イネ科草本の花(チガヤ,カモガヤ,ネズミムギなど)
  トピックス:気候変動と草原の拡大

(4)落葉広葉樹の花(コナラ,クヌギなど)
  トピックス:気候変動と草原の拡大

(5)イネ科草本の花(チガヤ,カモガヤ,ネズミムギなど)
  トピックス:雌花にみる受粉のしかけ
 関連情報
*本トピックス展では,展示の解説書(B5版12ページ)を配布致します
*1月26日(土)に自然保護講座「花粉からわかる失われた自然」が開かれます.申し込み方法は,講座・観察会のページをご覧ください.

問い合わせ先:千葉県立中央博物館 環境科学研究科
〒260-8682 千葉市中央区青葉町 955-2
電話:043-265-3111(館代表)

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