本コンテンツに活かされた石灰岩生地衣類の研究,研究費

●千葉県立中央博物館の調査研究事業,「地衣類の多様性に関する研究」(研究代表者:原田浩)の一部として制作しました.

●本コンテンツの制作にあたり,科研費基盤研究(C)(課題番号21K01006)「日本産地衣類の総合的なデータベースの整備とウェブ公開」(2021~2023年度.研究代表者:原田浩)の一部補助を受けました.

●以下の学位論文等において石灰岩生地衣類を扱い,その成果が本コンテンツに活かされました.

(1)原田浩,1991,「A taxonomic study on the lichen family Verrucariaceae of Japan」(日本産アナイボゴケ科地衣類の分類学的研究),広島大学大学院学位論文(理学博士)

(2)原田浩,1983,「四国剣山の大型地衣類相(Macrolichens of Mt. Tsurugi, Shikoku, western Japan)」,高知大学理学部卒業論文

 
本コンテンツで使用した写真について
●画像処理.自然に近い色を再現するために,フォトショップ(Photoshop®Adobe)による画像処理を施した写真があります.特に実体顕微鏡下の拡大写真は,照明の影響により自然な色合いを再現できないため,多くの場合は画像処理を施しています.
●標本番号.写真中に「Harada 32169」のように,「人名+番号」を記入したものがあります.これは標本番号を表しています.この例では,採集者はHarada(原田),採集者番号が32169番となります.特に断りがない限り,千葉県立中央博物館に収蔵される標本です.

●顕微鏡写真に用いたプレパラートの種類.生物顕微鏡で撮影した写真については,以下のプレパラートの封入材を用いています.GAW(ジーエーダブリュー.染色していないので,元々の色彩を観察できます),LPCB(ラクトフェノールコットンブルー.細胞質を青く染めるので,菌糸の形状を観察するのに適しています),I(ヨード.ルゴール氏液の1/2希釈液を用いて,ヨード反応を判定します).それぞれのプレパラートを以下のように呼びます.GAW標品,LPCB標品,I標品(アイひょうひん).職員以外が標品を作製した場合には,作製者名を示しました.

●撮影者.職員以外により撮影された写真については,図鑑のページに撮影者名を示してあります.職員による写真については,写真中に以下のようにアルファベットで示してあります.HH(原田浩),SA(坂田歩美)
 
本コンテンツの著作権について

本コンテンツは,千葉県立中央博物館のホームページと同様に,以下(1)のとおり著作権法の保護の対象となっています.転載をする場合は,千葉県立中央博物館のホームページに記載があるよう(2),お申し込みください.

●(1)「千葉県立中央博物館(以下、中央博物館)のホームページに含まれている文章、写真、イラストなどは、著作権の対象となっています。また、中央博物館のホームページ全体も編集著作物として著作権の対象となっており、ともに著作権法により保護されています。
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●(2)デジタルミュージアムからの転載

「デジタルミュージアムに掲載されている写真を転載する場合、利用申込をしていただく必要があります。写真によっては、著作権者の同意が必要な場合があります。デジタルミュージアムを含む当館のページへのリンクは、どなたでも自由に行っていただけますので、インターネットへの掲載の場合はリンクをご検討ください。

なお、デジタルミュージアムには千葉の県立博物館全館のコンテンツが掲載されていますが、中央博物館以外のコンテンツに掲載された写真をご利用になりたい場合は、コンテンツを作成した博物館にご連絡ください。」

 
本コンテンツの制作と更新について

●2023.04,公開.担当:原田浩