デジタルミュージアム・特集『日本博覧図』

初編-16 如意山栄福寺境内全図にょいさんえいふくじけいだいぜんず

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旧町村名現市町村名絵師彫師寸法
千葉郡千城村千葉市若葉区大宮町東涛舎主人巴凌英山横34.8×縦22.3cm
大治5年、坂尾五郎治が主家である千葉氏の護持仏である妙見像を寺の近くに祀ったのが始まり。のち真言宗金剛授寺として建立。寛永2年、上野寛永寺末となり、如意山養福寺無量院と改称。慶安3年栄福寺となる。画の中央部の本堂は、間口8間奥行6間半、本尊である阿弥陀如来坐像を安置。右手には妙見堂が見える。季節は春。参道と境内で満開に咲くヒメ桜の下、地蔵尊の縁日が行われている。虫歯・頭痛に御利益がある。

2005年1月 歴史学研究科