デジタルミュージアム・特集『日本博覧図』

初編-59 摩尼珠山松虫寺境内全図まにじゅさんまつむしでらけいだいぜんず

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旧町村名現市町村名絵師彫師寸法
印旛郡六合村松虫印旛郡印旛村東涛舎都義横28.5×縦20cm
摩尼珠山と号する真言宗豊山派の寺院。本尊は薬師如来。聖武天皇の皇女松虫姫が重い病にかかり、夢のお告げに従い、当地の薬師仏に祈願したところ快復したため、天皇が薬師仏のために堂宇を建て松虫寺とした、という伝承が残る。松虫姫の死後遺骸を分骨して境内に葬ったともされる。国指定重要文化財の木造薬師如来像座像1体・同立像6体(七仏薬師)は、聖武天皇の命を受けた僧行基が造ったといわれる。当館で複製品を展示。

2005年1月 歴史学研究科