デジタルミュージアム・特集『日本博覧図』

初編-216 佐倉同協社さくらどうきょうしゃ

↑クリックで画像拡大(再クリックで閉じる)
旧町村名現市町村名絵師彫師寸法
印旛郡八街村八街市富山東涛舎主人巴凌翠オ横65.2×縦24.3cm
明治4年、倉次(くらなみ)亨が中心となり、同志22人で結成。上勝田村を中心に、政府から払下を受けた荒蕪地を開墾し、茶種から茶樹を育て茶園とし、製茶を行う。18年には茶園90町歩、23年には製茶高7380貫余であった。左上から斜めに貫く佐倉道を挟み、理路整然とした広大な茶園が描かれている。中央には4つ製茶場、左手には本社事務所がある。手前に点在しているのは社員宅である。霜害、火事などで大正9年に会社は解散。

2005年1月 歴史学研究科