No.2 フクロツルタケ
Amanita volvata
ハラタケ目,
テングタケ科,
テングタケ属



1993年7月3日
印旛郡栄町
県立房総風土記の丘
シラカシの樹下
プロフィールドクツルタケに次ぐ猛毒きのこで死亡例もある.県内ではコナラ林やシイ林に夏の時期普通に発生する.和名は袋鶴茸の意味
見分け方図のように柄の根元に深いツボをもちツバを欠く.傘や柄の表面はクリーム色から赤褐色の綿毛状の鱗片に覆われ,傷つけると赤〜茶変する.
発生時期と生態 :県内では7月から10月に,スダジイやコナラ林などブナ科の林内に発生する.日本,中国,ロシア沿海州,北米に分布する.
中毒のタイプA致命的な毒
毒成分不明.
中毒例1972年の奈良県の例では,食後に手足のしびれ,嘔吐,下痢,黒色尿,呼吸困難,心・腎・肝障害,心臓衰弱,言語障害,顔面麻痺等が記録されている.死亡例もある.

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