県内番外No.2 オオワライタケ
Gymnopilus spectabilis 
ハラタケ目,
フウセンタケ科
チャツムタケ属


プロフィール

:黄色の大型のきのこで,おもにブナ帯にみられるが,県内でも稀にシイ・カシの照葉樹林内の材上にも発生する.大型のものは数十センチの株となる.名前からわかるように毒きのこで多量に食べると視力障害,幻覚,幻聴をひきおこすという.

新潟県,1993年9月16日
見分け方 :立木の根元などから大きな株状となって発生する黄色で大型のきのこ,ツバをもち,傘や柄の表面はあらい繊維状である.
発生時期と生態 :夏から秋,ブナ科の樹木から.ほとんど世界的に分布する.
中毒のタイプ B胃腸の刺激C中枢神経?
毒成分 :ジムノピリンA,Bとされている.
中毒例 本当のところは不明だが,今昔物語の中毒例は本菌によるものとされている 

  毒きのこtopへ 毒きのこ10傑topへ 毒きのこ県内番外topへ