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【秋−5】

東都三十六景    亀戸天満宮


 絵 師: 渓斎英泉
 生没年: 寛政3年〜嘉永元年
      (1791〜1848)
 制作年: 天保14年〜弘化元年
      (1843〜1844)頃
収蔵番号: 33




菊の花枝を切って足つきの竹筒に入れて運ぶ様子がわかります。当時はまだあまり鉢植えの技術が進んでいなかったため、菊合わせ(花比べ)をする際にはこのように切って持ち寄ったといわれています。菊合わせで評判をとったキクの芽はたいへんな高値で取り引きされたそうです。

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