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【夏−3】

南港松の賑い
南港松の賑い


 絵 師:歌川豊国(三代)
     歌川広重(二代)
 生没年:天明6年〜元治元年
     (1786〜1864)
     文政9年〜明治2年
     (1826〜1869)
 制作年:元治元年(1864)
収蔵番号:105


江戸湾の南港(品川湊)を見渡せる屋敷で団扇を片手に涼む人々が描かれています。沖には外国船による攻撃から江戸を守るため、大筒(大砲)を設置した台場が3基見えます。おもしろいのは、松や石灯篭や水の流れを美しく配置した庭園に台が置かれ、サボテンなど珍しい植物の鉢が飾られていることです。庭に点々と出ているのはシュロの芽生えでしょうか?
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