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【夏−4】

「庭中の涼み」


 絵 師 : 喜多川歌磨
 生没年 : 宝暦3年?〜文化3年
       (1753?〜1806)
 制作年 : 天明8年〜寛政2年
       (1788〜1790)頃
収蔵番号 : 59(複製)




画中に書かれているのは狂歌で「風の手ハとらえところも夏の夜のすゞミの庭にひきもいれたや 千枝鼻元」とあります。マツの盆栽や庭の築山の緑が涼しげですが、この狂歌を読むと風が無くて蒸し暑いのかもしれない、と思われます。

 この絵は3枚続物の右端です。

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