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【冬−3】

風俗東之錦 (植木福寿草売り)

 絵 師: 鳥居清長 
 生没年: 宝暦2年〜文化12年
      (1752〜1815)
 制作年: 天明3年(1783)頃
収蔵番号: 84(複製)




清長独特の柳腰の八頭身美人が、植木売りの持ってきたフクジュソウ、ウメ、マツの鉢植えを見ています。清長は「風俗東之錦」で、江戸の町の人々の生活を描きました。
このように植物を鉢植えに仕立て、少量ずつ運んで街角で売り、それを買って家に飾る、という園芸文化が、江戸時代のふつうの風景になっていたということがわかります。
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