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【冬−6】
絵 師: 栄松斎長喜
生没年: ?
制作年: 寛政年間(1789〜1801)中期
収蔵番号: 78(複製)
【夏−2】と同じく長喜の作品です。手水鉢の根締めにはハランが植えられ、その向こうには小振なマツの木、そして柄杓の横にフクジュソウが一鉢。新春の初日の出の清々しさが、画面いっぱいに広がっています。鉢植えを屋内の床の間や窓辺に置くだけでなく、来客の目を楽しませるさまざまな場所に飾っていた、粋な心配りが感じられます。
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