No.1033 2012/06/17(日)
ジャンボタニシ産みまくり
毎年恒例のスクミリンゴガイ(通称:ジャンボタニシ)の卵塊駆除作業を九十九里町の田んぼで行った。 ここ数年は卵塊数が少なかったし、この冬から5月までの寒さでスクミリンゴガイの数が減って田植えの時期に苗の被害が少ないので、大した数ではないと予想していた。 ところが田んぼに入ってみると、水際の雑草に小さめな卵塊が大量に産みつけてあった。幅2mぐらいで100卵塊以上産みつけられていた場所もあった。 結局、2173個の卵塊、重さ約4.0キロで2007年から調べ始めて過去最大となった。米作への被害は少なそうだが、暖かくなって活動が急に活発になってきた。これから数が増えそうなので、成り行きが心配だ。 (大木淳一)
スクミリンゴガイ Pomacea canaliculata(リンゴガイ科)