教室博日記 No.2023

 2021/09/19(日)

 田んぼマイスター2021 稲刈り

 君津市市宿の田んぼで行われている昔ながらのお米つくり体験「田んぼマイスター2021」。迷走する台風14号の影響で、予定より一日遅くなってしまったが、爽やかな風が吹く中、稲刈りが行われた(写真1)。

  • 写真1 稲刈り終了、小田掛けされた稲

 片手で稲をつかみ、鎌で刈り、それらを集めて紐でくくり、大きな束を作る。長い竹の棒を三角形に組んだ支えの上に置き、そこに稲わらを掛けて乾燥させる。小田掛けという昔ながらの方法だ(写真2~4)。途中から子ども達はイナゴ採りに夢中になり、たくさん採れたようだ。今年も収穫祭でイナゴの佃煮がふるまわれることだろう。お昼過ぎには作業が終了した。

  • 写真2 稲を刈り、束にする
  • 写真3 小田棒の組み立て
  • 写真4 小田棒に稲わらを掛けていく

 ところで広い田んぼとは別に今年取り組んでいる「バケツ田んぼ」(教室博日記No.2010)、こちらもそろそろ「稲刈り」をしたいところであるが、9月に入ってから雨が多く、低温続きだったせいか、まだ青いところがあり、もう少し時間がかかりそうだ。たわわに実ったとまではいかないが、それなりに稲穂も成長している(写真5~6)。

バケツ田んぼの稲穂
  • 写真5
バケツ田んぼの稲穂
  • 写真6

 ただしところどころ実がついてない部分がある(写真7)。もともと実ができなかったのか、何かに食べられてしまったのか、稲の病気?気になるところである。最後に何粒のお米がとれるのか、楽しみでもある。

  • 写真7 実がはいってない

(八木令子)