19. しゃくざし・くじらじゃくものさし【尺差・鯨尺物差】
- 長さをはかるものさしです。
- むかしは寸(すん、だいたい3センチメートル)、尺(しゃく、だいたい30センチメートル)などの単位(たんい)をつかっていました。
- さいほうをするときには鯨尺(くじらじゃく、1尺はだいたい38センチメートル)という単位(たんい)のものさしを使いました。
もっと調べてみよう(ぼうの長さを尺差(しゃくざし)ではかってみよう。)
教師用解説
- しゃくざし・くじらじゃくものさし【尺差・鯨尺物差】
- 長さをはかる定規。日本では尺貫法が用いられ長さの単位として、寸・尺・丈などの単位を使っていた。曲尺(かねじゃく)の一尺は、1メートルの3分の1(約30.3cm)、寸の10倍、丈の10分の1。鯨尺の一尺は曲尺より2寸5分長く、約38センチメートルで、主に和服を作るのに使われた。明治24年にメートル法が取り入れられ、昭和34年から計量法によりメートル法に統一され尺貫法の使用は禁止された。日本建築や和服に関しては、現在も使われることがある。